介護福祉士国家試験の外国人材の合格率は?

来年1月、介護福祉士国家試験が実施されます。
この時期になると、受入れ法人の方からよく聞かれるのが「外国人って、実際どれくらい合格しているの?」という質問です。
結論から言うと、日本人と比べると外国人材の合格率はまだ低めです。
全体の合格率が70%前後で推移しているのに対し、外国人受験者の合格率はおおよそ30〜40%台と言われています。
決して簡単な試験ではありません。
なぜ外国人材は難しいのか
理由はシンプルで、知識以前に日本語の壁があります。
介護福祉士の試験は、専門用語が多く、設問も長い。
内容を理解できていても、日本語が追いつかずに失点してしまうケースは少なくありません。
それでも最近は、少しずつ状況が変わってきています。
特定技能や技能実習として現場経験を積み、日本語にも慣れた外国人材が増え、合格者数は年々伸びています。
現場で積み重ねてきた成果
私たち西日本建和協同組合からも、これまで技能実習から入国した外国人材のうち、すでに3名が介護福祉士国家試験に合格しています。
そして今回の試験には、約10名がチャレンジ予定です。
正直に言えば、全員が合格できるほど甘い試験ではありません。
ただ、日々の現場経験、日本語学習、そして法人や組合のサポートがしっかり噛み合えば、十分に合格は狙えます。
合格する人に共通すること
合格している人を見ていると、共通点があります。
・現場での業務に「なんとなく」ではなく、意味を考えて取り組んでいる
・日本語を積極的に話している
・直前だけでなく、コツコツと長期的に試験対策を続けている
特別な才能があるわけではありません。
積み重ねてきた時間の差が、そのまま結果に出ている印象です。
受入れ法人の皆さまへ
介護福祉士の合格は、本人のキャリアアップだけでなく、法人にとっても大きな財産です。
「資格に挑戦できる環境がある」ということ自体が、定着やモチベーション向上につながります。
来年1月、試験に挑む外国人材は、きっと大きなプレッシャーを感じています。
ぜひ、声かけや応援など、できる範囲で背中を押していただければと思います。

